えごま油・亜麻仁油の栄養素の何が体に良いのか、その特徴など。

オイル

最近テレビなどの情報番組を見ていると「えごま油・亜麻仁油は体に良い油なので、積極的に摂りましょう!」と盛んに出てくるので「名前は知っているけど、その特徴はよく知らない」という人も多いのではないでしょうか。

特徴をあまり知らずに「なんとなく体に良さそうだから」と摂取していると逆効果もありえますのでまとめてみました。

えごま油・亜麻仁油とは

えごま(しそ)油

えごまとは一年草のシソ科の植物です。名前からゴマの種類と勘違いされがちですが、別の植物です。
日本でも縄文時代から食べられてきており、韓国ではサムギョクサルなどを巻いて食べる葉、キムチなどの材料としてポピュラーなので、食べたことのある人も多いでしょう。
その種子を低温圧絞して作られた油がえごま(しそ)油です。

荏胡麻

亜麻仁油

亜麻という植物の種子を低温圧絞して作られる油が亜麻仁油です。
亜麻の繊維から作られる「リネン(リンネル)」の方が馴染みがあるかもしれませんね。

亜麻仁油

どちらとも、α-リノレン酸が豊富!

油は、いろいろな脂肪酸で出来ています。その中でもα-リノレン酸が約6割と豊富に含まれているのが、えごま油・亜麻仁油なのです。

α-リノレン酸は、体内で作り出すことが出来ない必須脂肪酸のn-3系脂肪酸の一種で、食べ物から摂取しなければいけません。
体内に入るとDHAやEPAに変換されるので、DHA・EPAと同じ効果を得ることが出来ます。
α-リノレン酸を摂取すると、アレルギー性疾患を改善する、脳細胞を活性化する、血液をサラサラにし動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・高血圧の予防が期待できるとされています。
細胞膜が柔軟になり血液がサラサラと流れることで、栄養をスムーズに取り込むことができるようになり、肌もふっくらと弾力を保ったり美肌効果も期待できます。

他にも亜麻仁油には、女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きがあるリグナンという成分があり、自律神経を安定させたり、更年期症状を緩和する働きがあるとされています。

えごま油には、ルテオリンという強い抗炎作用のある成分、ロズマリン酸という抗酸化作用があると言われる成分も含まれています。

えごま油・亜麻仁油ともに酸化しやすく熱に弱い!

良い作用が多い油ですが、非常に酸化しやすい油でもあります。直射日光だけではなく電球の光でも、空気に触れるだけでも酸化します。遮光瓶あるいは箱に入れられて売られているのはそのせいです。
箱などに賞味期限が記されていますが、それは開封されない状態での期限です。
開封(瓶の蓋を開ける)したら、即冷蔵庫保存で2週間。遅くても1ヶ月で使い切るようにしましょう。
炒め物や加熱をするとすぐ酸化しますので、サラダのドレッシングにしたり冷奴や納豆などに少量かけて、出来るだけ生のまま食べるとよいでしょう。

酸化した脂質は過酸化脂質となり、健康どころか逆に消化器官や血液の流れに悪影響を及ぼす危険性があるので、これはしっかり守って食べるようにしましょう。

えごま油・亜麻仁油の選び方

購入する時は大瓶の方がお得な感じがしますが、1ヶ月で使い切るということを考えれば、小瓶の方がいいですね。
1回分づつ個包装の商品もありますので、それを活用するのもいいかもしれません。

それから、えごま油・亜麻仁油がブームになっていることもあり、売られている商品の中には良くないものもあるみたいです。
購入する際は、遮光瓶あるいは箱に入れられているか低温圧絞(低温焙煎)されたものか、をよくチェックしてください。

にこぴんは、花粉症アレルギーがひどかったので、なんとか緩和できないものかと亜麻仁油を飲み始めたのですが、ドレッシングなどで摂るなどしても毎日はさすがにサラダを食べないし、1ヶ月で一瓶は無理!ということになり、スプーン1杯を直接摂ろうと、いくつかの商品を試したことがあるのですが(全部ではない)、まず油を直接摂ることに慣れていないこともあり、ほとんどの商品が後味が悪くダメでした。一つだけ亜麻仁油で「これだったら大丈夫かも」という商品があったので、それを飲んでいるのですが、口コミなどを見ていると「亜麻仁油は独特の味があるけれども、えごま油は癖がなくスンナリ飲める」というコメントがあり「もしかしたら私が試したえごま油は、良くないものだったのかしら?」と思ったりしています。

やはりバランスが大事

荏胡麻オイルのドレッシング

日本の食生活が欧米化して、魚をあまり食べなくなりオメガ3系の油の摂取量が減ったことが、バランスをおかしくしている理由で、全体的な脂質の摂取量は増えているのが現状だそうです。

オメガ6系脂肪酸のリノール酸の摂取量はとても増えています。リノール酸はスナック菓子・カップ麺・調理パン・外食など、意識していないところでもたくさん使われています。だから、自分で料理を作る時など意識できるところで、全体の油の摂取量を増やさず、あるいは減らすことを念頭に置き、リノール酸の量を減らしオメガ3系の油の摂取を増やしていくことが大切なのだそうです。

だからと言って、オメガ3系の油をやたらと増やすのにも問題があります。オメガ6系脂肪酸の摂り過ぎは血液をドロドロにしますが、オメガ3系の油も摂り過ぎると、血液が固まりにくくなり出血が止まらないという事態になることもあるので、やはりバランスよく摂取することが大事なんですね。

青魚を食べた日は、えごま油・亜麻仁油やDHAのサプリは摂らないとか、上手く調節して摂取していきましょう。

おまけ

先日スーパーで、透明な瓶に入ったえごま油を目にしました。えっ?!と思い原材料を見ると、ビタミンC・トコフェロール(酸化防止剤)の文字が。
だからと、それがいけないということではなく、化粧品でも「防腐剤無添加」というのがありますよね。肌に良さそうな感じがしますが、無添加ということは、うっかりしているとすぐ腐ってしまうということです。
酸化した油を食したり腐った化粧品を肌に塗るのとどっちがいいのか?という話です。

今のにこぴんの知識では、なんとも言えませんね〜(苦笑)

出典・参照させていただいたサイト:
飛騨えごま本舗
マルタのえごま
亜麻仁油を知る・学ぶ

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